2012年3月10日

卒業制作


 卒業制作展が終了しました。お越し下さった皆様、どうもありがとうございました。ぼくがいない間にもたくさん来てくださったようで、大変うれしいです。
 平面の絵ではなく、変わった形のものだったので、見つけにくかったかもしれません。思ったよりも意外に思われたようで、少し得意です。

 人間の最初の”感情”は、ネアンデルタール人が仲間の墓に花をそえたときに生まれたといわれています。その最初の感情が今にいたって、ぼくらは絵や音楽に感動しているのなら、花は原点と言えるのではないでしょうか。そこで柄にもなく花をテーマにつくりました。




 ところで、社交界というのは花壇のように思います。誰も彼もが見栄を張り合い、けばけばしく着飾っています。互いに養分を吸い取り合い、隙あらば一番目立とうとします。自慢話合戦を繰り広げ、実態のない話を延々と話し、あわよくばお近づきになろうとして、どいつもこいつも馴れ馴れしい。しかしそれは狭い花壇の中なのです。そんなところには閉じ込められたくありません。



  




 いろいろな顔がいるがモデルはいるのか、と聞かれて思ったのは、はっきりしたモデルはいないものの、どの顔もどこかで見かけて頭に残っていたものばかりだということ。他の絵にも言えることだけれど、必ずどこかで見かけた顔や、知ってる人が登場する。あなたもどこかにいるかも!・・・いないよ。