2012/11/29

EVANGELION:3.0



 ヱヴァンゲリヲン観ました。
 バットマンとか007とかもそうなんだけれど、そのときの時代に合わせてどんどん作品そのものが変わって行く感じがすごく良いと思いました。そこに新しく作る意味があると思います。良い作品は何十年経っても残るけれど、こうやって新しく時代に合わせて作られることによって作品自体が過去のものにならず生き続けるんだと思いました。
 スター・ウォーズの新作というやつもそうやって全く新しいスタイルで予想を裏切って欲しいな。


2012/11/02

新しい『スター・ウォーズ』


 ルーカスフィルムがディズニーに買収され、『スター・ウォーズ』の新作シリーズを制作することが決まったようです。生みの親ジョージ・ルーカス監督の手を離れ、この映画は新しい世代に託されました。全てのファン達が喜んでいるわけではないでしょう。ディズニーに買収されたことが気に入らない人もいれば、6部作で完結した神話に余計な続編を作ることが気に入らない人もいると思います。ぼく個人としては大喜びです。『スター・ウォーズ』もディズニーも大好きだし、この二つは深い繋がりを持っていると思います。『スター・ツアーズ』はただあそこにあったわけではないのです。20世紀フォックスのファンファーレから始まる冒頭シーンが無くなってしまうのは寂しいけれど、ディズニーで新しいエピソードを制作することは素直にうれしいです。ピクサーがもともとルーカスフィルムのいち部門だったのを、スティーブ・ジョブズが買収した後『トイ・ストーリー』が制作されたということを思うと、なんだか『スター・ウォーズ』と『トイ・ストーリー』という生き別れた親子が再会を果たしたようにも感じられたり。。。

 『エピソード2 クローンの攻撃』を劇場で観たのが今からちょうど10年前の2002年。そこからぼくは本格的なファン・ボーイの道にはまっていくことになるのですが、10年前のハロウィンに画用紙とテープで作ったジャンゴ・フェットのコスチュームを着たのを覚えています。あれは我ながらよくできていた。昨日のペンギンのお面を作りながら当時のことを思い出しましたが、やっぱり仮装衣装を作るのは楽しいです(だからと言ってぼくがコスプレイヤーの道を行くことは無いと思いますが)。そうしてその10年後の同じ日に、SWファンにとって幻だった『エピソード7』の制作が決まったと報じられたのです。これだからぼくはハロウィンが好きです。
 『スター・ウォーズ』はもともと9部作として構想されていました。最初に真ん中の3部作を作り、その過去編の3部作を作り、また最後の3部作(7、8、9ですね)が作られるはずだったのです。しかしそれはあくまで初期の構想とされ、ファンの間では「幻の企画」的な扱いになり、サーがは6部作で完結します。そんなことだからこの発表は「え!やっぱりやるの?」的なサプライズでした。内容は全く予測できません。エピソード6以降の物語はルーカスフィルム公認のスピンオフ小説で長い間描かれて来ました。反乱軍が新共和国を樹立させ、帝国はかつての勢力を失って散り散りになったり、新しい指導者が現れたかと思えば皇帝がクローンで復活したり、レイアとソロの子供達が活躍したり、ルークが結婚したり、別銀河からよくわからんエイリアンが侵略にやってきたり、チューバッカが死んじゃったり・・・。ファンの間ではエピソード6以降の物語と言えば、そういったスピンオフ小説やコミックの設定が大前提となりがちですが、『エピソード7』は果たしてそれらの設定を流用するのか、もともと9部作だったというルーカスの初期の脚本を一部取り入れるのか、それとも全く新しい物語を描くのか。全部あり得るから全く予測できません。しかし、ぼくのような新3部作世代は”すでに結末が知れている”『スター・ウォーズ』しかリアルタイムで体験できませんでした。だからこそこの予想できない感覚は心の底からワクワクします。ああ楽しみ。

 今ディズニーランドのトゥモローランド・エリアにある『スター・ツアーズ』に行くと、リニューアル・オープンに向けた改装工事中でフェンスに囲まれています。フェンスには新しいアトラクション名である「THE ADVENTURES CONTINUE」という文字。今思うとこれは『スター・ツアーズ』の冒険が続くというだけではなく、『スター・ウォーズ』そのものもまだ続いていくという意味にも繋がってくるように思えます。