2016年9月26日

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ノート(3)


 まさかこの中にデス・スターの設計図が積まれているということは……ないか。
 たとえば『新たなる希望』でレイア姫は設計図をデータとして「受信」するわけで、すると今作の戦士たちは一体どういう形でそれを「盗んだ」のか気になる。そもそもの設計図がどういう形状だったのかも、今作で初めて明かされるだろう。ぼくらが知っているのは、レイア姫がR2-D2の頭部に差し込むデーターカードのようなものや、ヤヴィンIVの秘密基地でドドンナ将軍がブリーフィングの際にパイロットたちに示す映像(デス・スターのクレーターの位置が実物と違う)、『クローンの攻撃』でドゥークー伯爵がジオノシースから持ち出すホロデータ・パッドくらいのものだ。重要度からしてむやみにネットワーク化されておらず、あえてアナログの形で管理されている可能性もあるし、建造中に参照されるはずの設計図の保管場所をわざわざ定期的に変えていたかもしれない。そうすると、カーゴ・ウォーカーでよいしょよいしょと運んでいても変ではない……なんてことを考えてみたけれど、どうだろうか。
 初代デス・スターの設計図がこれほど重要視されているのに比べて、『ジェダイの帰還』では第二デス・スターの情報はかなりすんなり扱われているよね。あれは皇帝がわざと漏洩させたもので、さらにそれを巡ってボサン・スパイをはじめとする大勢の味方が犠牲になったという言及もあったけれど。さらに昨年の『フォースの覚醒』では設計図とか情報戦とかいうものは一切触れられず、いきなりスターキラー基地の全容がレジスタンスの作戦室に映し出される。一応、グレッグ・グランバーグ演じるスナップ・ウェクスリーが偵察して得た情報を、脱走兵であるフィンが補足するわけだけれど、どうしてあんなに簡単なのか(きっと『ローグ・ワン』を観たあとはより一層スターキラー情報の軽さが際立つだろうな)。
 胴体をちょっとアレンジすることでAT-ATの派生版はいくらでも創作できそう。