2018/07/29

映画サイト「CINEMORE」連載第6回


 映画サイト「CINEMORE」での連載シリーズ、
 「川原瑞丸のCINEMONOLOGUE」の第6回が更新されました。


 今回は映画に登場するクルマで特に好きなものを3台紹介。主役級のクルマ、ちらりと登場するクルマ、なんとなく登場人物たちに運転されるクルマなど、映画には必ずと言っていいほどクルマが出てくるけれど、その車種であることに意味や物語があるところがおもしろい。

ギズモビーズよりiPhoneケース発売

  モバイルアクセサリでお馴染みのギズモビースよりオリジナルデザインのiPhoneケースが登場しました。全4種類で、背面だけでなく画面側にもカバーを着けられます。持ちやすく頑丈、保護と装飾にぜひ。

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2018/07/27

営業報告



■ 「SPUR」2018年9月号(集英社)

 今月号のSPUR映画レビュー連載では8月10日公開、ゲイリー・ロス監督、サンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイほか出演『オーシャンズ8』を紹介しています。ご存知『オーシャンズ11』の主人公、の妹がクセのある女たちを集めてダイヤモンドを狙う新生オーシャンと仲間たち。
 ダニー・オーシャンの妹が主人公ということなので、同じメインキャストを女性に置き換えた16年の『ゴーストバスターズ』とは違って別にリブートというわけではない。挙動不審なヘレナ・ボナム=カーターもおもしろいけど、オークワフィナが良い。





■ 「婦人公論」2018/8/10号(中央公論社)
 
 ジェーン・スーさん連載「スーダラ外伝」第29回挿絵。女子アナブームのお話。







■ 「みついショッピングパーク キッズクラブ」

 三井ショッピングパーク会員クラブ「キッズクラブ」の施設向けリーフレット、ポスター、Webポータルサイト等のイラストレーションを担当しました。サイトに行くと犬のしっぽが動いたりして楽しいです。
 保護者の方が『三井ショッピングパークカード』、『ラゾーナ川崎プラザカード』、『ステラモールポイントカード』会員で、小学生以下、あるいはお腹の中にいるお子さんが対象の、いろいろな特典のあるクラブだそうです。詳しくは以下にて。


2018/07/12

映画サイト「CINEMORE」連載第5回


 映画サイト「CINEMORE」での連載シリーズ、
 「川原瑞丸のCINEMONOLOGUE」の第5回が更新されました。
 今回は『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』のお話。ラストシーンで恐竜王国と化した島で、あれだけ大暴れしたティラノサウルスは背景扱いになりながら、プテラノドンが最後の最後に見せ場を持っていくのはなぜなのか。アーサー・コナン・ドイル著「失われた世界」から  『ジュラシック・パーク』シリーズに到るまで、特撮と恐竜の系譜を紐解きます。


2018/07/03

オーラ・シングとは誰か


 なにがいいって、やっぱり『ファントム・メナス』全肯定な感じがよかった。ハン・ソロのお話なのに『ファントム・メナス』の世界観が繋がってくるところがおもしろい。

 オーラ・シングは本当に一瞬映るキャラクターでありながら、その独特の風貌が印象的だった。SWは重要でないキャラクターや乗り物のデザインが必要以上に凝っているところが大きな魅力で(個人的にはシークエル以降そのあたりが今ひとつ足りない気がするんだけど)、だからこそ世界観に奥行きが与えられる。ボバ・フェットもその意味では本来雑魚キャラに含まれるのだが、あの通り非常にかっこいい見た目をしている。

 改めてオーラ・シングを見てみると、真っ白の肌に赤いコスチューム、赤い髪というのが切れ味のいい色使いですごい。装備もいかにも賞金稼ぎといった具合。身体のラインが強調されるボディスーツに革のホルスターを二つ提げてブーツを履いたヴィジュアルはまさに宇宙西部劇だ。

 セリフでほんの少し言及される言葉や名前も「何かがあったらしい」といった背景が感じられて楽しい。今回はそんな思わせぶりなセリフの中でオーラ・シングの死が語られ、『ファントム・メナス』が好きなぼくとしてはショックでもありうれしくもあった。

 もしかして、ボバ・フェットがハン・ソロを追いかけてたのって、賞金云々以前にソロが姉御殺しベケットの弟子だったからなのかな?なあんて想像が膨らみ、自分でいろいろと解釈を広げるのも楽しみ方のひとつだろう。