2018/11/08

意味のないものを描きたい

 特に絵が浮かばないときは取り留めもなく文章を書くに限る。線を引いたり文を書いたりしていればなんとか平穏でいられるから安いものだ。それで、思ったんだけど、どうも意味のあるものを描きすぎているような気がする。意味があるというか、ちゃんとしすぎているというか。そりゃ、ちゃんと描いてい...

ひとの宇宙船の悪口を言わなければ自分も楽になる

 あくまでぼくは批評ではなくて感想とかレビューとして映画のことを書いているのだけれど、しかしなんとなく批評脳的なものが半端に伸び始めているのは確か。映画をよく読めるようにはなったかもしれないけれど、それによってかえって集中できなくなっているところ、素直に楽しめなくなったところはあ...

2018/11/06

『ハン・ソロ』ブルーレイ観てエンフィス・ネストをかなり気に入る

 『ハン・ソロ』のブルーレイを購入。思えば『フォースの覚醒』も『ローグ・ワン』も『最後のジェダイ』もソフトを揃えていないので、かなり本作を気に入っているのかもしれない。出産の時期だったので妻が未見のままだったというのもある。早速観てみたらこれが非常におもしろい。オズワル...

2018/11/05

アトラクションの設定とかは気にしない

 「もう引き返せませんぞ」みたいなこと言われるだけで、なにか取り返しのつかないことになってしまった感じがして子ども心にはとても恐い。「タワー・オブ・テラー」にも確かウェイティング列の途中に離脱口があって、やめるなら今、みたいな感じがおっかなさを倍増させる。アトラクション...

2018/11/04

そんなことは知らないという体でいく

 嫌なことはいっぱいあるんだけれど、それをいちいち表明していてはこちらの身が持たない。表明することでそのときだけは少しすっきりするだろうけれど、言葉にすることで苛立ちの元が明確になったりして、あとで増幅するのでストレス解消にはならない。そういうわけで知らんぷりというのはどうだろう...

2018/11/03

営業報告

    少し遅くなりましたが、仕事の報告。SPUR 12月号ではセドリック・クラピッシュ監督作『おかえり、ブルゴーニュへ』を紹介しています。フランスのワイン農園の景色が綺麗だがそこで繰り広げられるドラマはとても人間臭く、かなり笑えるところも。 ...

2018/11/01

それがハロウィン

 毎年のようにハロウィンなにかしようと思うも結局時間と気力が足りず、仮装もしなければなにか力作をアップするようなこともできないで半端なことになっている。今年はなんだか妙にいつもよりなにか作りたいという気持ちが強く、変に焦った。ハロウィンに強迫観念のようなものがある。前よ...

2018/10/29

『search/サーチ』(2018)

 パソコンの画面だけでこんなに緊迫感が出るのかと驚く。大きなスクリーンで観るPC画面というのもなかなか新鮮だけれど、ずっと観ているとそんなことは忘れて、気付けば主人公と一緒に画面の中に手がかりを探している。車で移動するシーンをグーグル・マップで表現したりするのがおもしろ...

『クレイジー・リッチ!』(2018)

 光と色の洪水に酔いながらも物語そのものは古典的でわかりやすい。だから楽しい。それを彩るのは、ナポレオンの予言通り巨大な獅子が目覚めた世界、フレッシュな映像、新しいパワー。見ていて飽きない。見ていて飽きないと言えば、オークワフィナ。髪型と顔つきの組み合わせがだいぶぼくに...

2018/10/26

おじさん化対策

 27歳などまだまだ小僧に過ぎないがだんだんおじさんに向かっている気がしなくもないので、なんとなくおじさん化を防ぐ方法を考える。いや、世の中良いおじさんもいるので、というかほとんどはさ、良いおじさんなんだけどさ、なりたくないおじさんというのはあるので、理想の大人になるために考えて...

2018/10/24

「CINEMORE」連載更新

 映画サイト「CINEMORE」の連載が更新されています。前回分を告知しそびれたので今回まとめて二回分。まずは11回、「吸血鬼ノスフェラトゥ対ドラキュラの花嫁」と題して、「ドラキュラ」原作者ブラム・ストーカー亡き後、夫の作品の著作権を巡ってドイツやアメリカの映画界と闘っ...

2018/10/22

ニセモノの可能性とオリジナルの模索

 見ての通り二次創作というか、パロディというか、ファンアート的絵が多い。好きだというのを表現したいという気持ちが強い。その上に成り立っているから、基本的に意地悪な感じのパロディはやらないし、自分なりに愛は表現しているつもりだ。あくまでライフワークの範囲として、たとえばこ...

2018/10/18

SWドラマ『マンダロリアン』

 『アイアンマン』の運転手、じゃなくて監督でお馴染みのジョン・ファブローが製作と脚本を担当する、『スター・ウォーズ』のTVドラマシリーズ『マンダロリアン』。マンダロリアンというのは、映画では賞金稼ぎボバ・フェットとその父親(クローン・テンプレート)ジャンゴ・フェットが着...

2018/10/15

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』が楽しい理由

 まずハロウィンとクリスマスを接触させたところ。こんな発明はほかにない。ハロウィンがクリスマスの明るさに憧れて、真似をするというアイデアが素晴らしい。しかもそれがストップモーション・アニメでミュージカル仕立て。ハロウィンの住人たちの唯一無二の造形は人形でなければ出ない存...

初のトークショーを終えて

 10月13日のB&Bでのトークショーは無事に終了しました。お越し下さったみなさんどうもありがとうございました。登壇しているにも関わらず半ば都甲さんのお話に聞き入っている感じでしたが、ぼくの言ったことや尋ねたことがところどころで繋がっていればいいなと思うばかりで...

2018/10/12

先月の記事数が今年最多

 ご覧のようにバラバラとブログを書いているわけだけれど、先月の記事数は今年で最多である。これだけでも少しうれしい。今月はもっと書ければいいと思う。たくさん書いてなにか効果があるかどうかなどは気にしない。書くだけで楽しいから、その時点で目的は済んでいる。別に本音を吐いてスカッとして...

机上の空間

 机の上はできるだけすっきり、広めに使いたい。ただ、ぼくが初期の収入で買ったカリモクの机というのが学習机タイプで、両脚が天板の上まで突き出して、そこに天板と同じ横幅の棚板が渡されているという、棚付きのもの。棚板の縦幅は天板の3分の1くらい。棚板の裏側には溝があって、そこにブックエ...

2018/10/09

瑞丸、27歳になる

  すっかり大人だよ。しかし今年もレゴブロックのセットをもらって大喜び。娘まで生まれたのに全然変わらない。いっそ形が入ったほうがよさそうだ。シルクハットにモノクルにカイゼル髭でも生やしたらいい。いやね、しばらく疎遠だった友達とふと思い立ってコンタクトを取ったらやっぱりいいひとでね...

2018/10/08

【トークショーのお知らせ】都甲幸治×川原瑞丸「ホールデンに憧れた少年が、サリンジャーに出会ったら」

 映画『ライ麦畑で出会ったら』公開記念トークショーにて、都甲幸治さんとお話させていただきます。J・D・サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」が好きすぎる高校生の冒険を描いた本作のことをはじめ、「ライ麦」やサリンジャーについてお話をします。日程は以下の通り。 日時:10月13日...

2018/10/06

なんでもとりあえず書いてみよう

 ブログをもっと書こう、と思い立ったら早速先月は今年で一番の記事数になった。大半がどうでもいい内容だし、一番重要であろう営業報告の記事が下の方へ埋もれるので、やたらと更新していいのかとも思うのだが、しかしブログを書くと思いの外すっきりした。とりあえずなんでも書いてみることだ。絵で...

2018/10/05

今月から来年のノート

 来年のノートは10月始まりのロルバーン。来年の12月分まであるマンスリーページのあとにある程度ボリュームあるノートが続く。ここ3年くらいはモレスキンのウィークリー(主にキャラクターコラボ目当てで)を使っていたが、結局マンスリーが個人的には見やすいというのと、万年筆のイ...

2018/10/02

瑞丸、自転車にひかれそうになる

 よくひかれそうになるんだが、今回は今までになくひかれそうだった。横断歩道渡ってたら前からどうも左右のどっちに行きたいのかはっきりしないゆらゆら自転車が来るなあと思って、こっちもどっちによけようかなあと一瞬迷いはしたんだけど、こういうときはいち早くぼくはこっちによけるから、という...

2018/09/29

営業報告

■「フイナム・アンプラグド」08号(講談社)  特集「インドをバックパック旅行。」にいくつかカットイラストを描いています。デリ探索のページのあちこちにあるほか、スナップ写真にも入っています。 ■「SPUR」11月号(集英社) ...

ツイッター9年目にして思うところ

 なんとこの夏で9年目である。よくぞこんなものを9年も続けているものだ。そのうち一体どのくらいの時間をこれに費やしてしまったのか。実際に触っていない時間でもこれのせいで悩んでいたことが多かったように思うし、思考のあり方のようなものを一時期支配されていたような気がする(果たして今は...

2018/09/28

皇帝がデス・スターにこだわった理由

 かの偉大なる銀河皇帝パルパティーンがこだわったバカでかい灰色のボールは、そもそもなんのために造られたのか。いくら万雷の拍手で認められた皇帝と言えど、広大な銀河に散らばる無数の惑星を元老院抜きで統治する(おさえつける)のは至難の技だった。たとえ直接操れる総督たちを各惑星に置いてい...

2018/09/27

ブログのカスタマイズはほどほどに

 なんとかずっとやりたかった形にブログのテンプレートを調整できた。トップページに並ぶ記事は全文表示から、冒頭部分を抜き出しての一部表示の一覧となった。少しは見やすくなったと思う。全文表示も古典的でよかったけれど、たとえば長文記事が連続したりするとそれより少し前にアップした仕事の報...

2018/09/26

恐竜はバカみたいな色のやつがいい

 夏の終わりに虎ノ門のタミヤの店でティラノサウルスのプラモデルを買った。レトロな感じがいい。バンダイの綺麗で優しいキットばかり作っていたから、接着剤がないと組み立てられない、成型色が灰色一色の昔ながらのプラモデルは新鮮だった。作る感がある。恐竜の玩具が欲しかったんだけど...

2018/09/25

やはりブログを書きたい

 またひとのブログを見て、やはりブログを書かなければならんという気分に。忙しいことを理由に放置しがちで、更新と言えば仕事の記録ばかりだが、もっと感覚的に、好きなことを書き散らしたい。ツイッターでばらばらと書いているだけではもったいないし、いまひとつ欲求が満たされない。長文をだーっ...

ダース・モールの変化を考える

 『クローン・ウォーズ』、『ハン・ソロ』、『反乱者たち』という三つの時代でどう変わったのかを考える。CWを生き延びた後で犯罪組織のトップに君臨できたのは戦時中にそういう連中とつるんでいたりして暗黒街に精通していたから(そりゃ全身刺青入れてるあんなおっかないやつがギャングのボスにな...

2018/09/22

映画『バーバラと心の巨人』イラスト寄稿

 10月12日より公開される映画『バーバラと心の巨人』に応援イラストを寄稿しました。公式サイトでご覧になれます。 http://barbara-movie.jp/illust.html  豪華な顔ぶれです。死後くん氏の絵が最高ですね。KILLしちゃ...

才能は必要ないと言うひとには才能がある

 たとえば「絵を描くのに才能は必要ありません!」みたいなこと言うひとがいるけど、大抵の場合そのひとには才能があって、そのことにあまり自覚がないんじゃないかと思う。誰だって自分が当たり前にできることを特殊な能力だとは思わない。手塚治虫の名言(もしくは暴言)に「僕にもできるからあなた...

ラフォーレ原宿FRAPBOIS

 「ゲスの極み乙女。」結成6周年記念のFRAPBOISコラボにてメインイラストを描いています。24日月曜までラフォーレ原宿1.5階(階段)にFRAPBOISのポップアップショップが出ており、そこに大きく絵が貼り出されています。ラフォーレ原宿にこんなに大きく貼り出されるこ...

2018/09/17

「TRANSIT」第41号

 トラベル・カルチャー誌「TRANSIT」第41号(euphoria factory)のニューヨーク特集にて、「リーマンショック以降のビジネスと社会」というページにカットを4点描いています。リーマンショックからの10年の間に、価値観やビジネスの形がどのよ...

「CINEMORE」連載第9回

 映画サイト「CINEMORE」での連載シリーズ、  「川原瑞丸のCINEMONOLOGUE」の第9回が更新されています。  ティム・バートンも60歳。というわけで今回はバートンと彼の三人のヒーローたちについて。憧れの怪奇映画スターたちを自分の映画に起用して親交を深め...

瑞丸、レゴランドに行く

 夏らしいことなどひとつもせずに終わったが、唯一それらしかったのは7月下旬にレゴランドに行ったくらい。名古屋に仕事で用事があったので、いい機会だと思ってちょっと空いた時間に立ち寄った。2、3時間寄っただけだけど、とんでもない暑さだったのでそれくらいでちょうどよかったかも...