この日は下北沢の書店「B&B」で開かれた山崎まどか先生と山内マリコ先生のトークイベントに行った。意外にもマリコ先生にお目にかかるのは初めてである。普段からメディアでその可愛らしい容貌は存じ上げていたけれど(週刊文春の連載においても先生の似顔絵を描くこともしばしば)目の前でしゃべっている姿を見てやっぱり可愛い人なのだなと思った。マリコ先生と言えば顔文字である。メールはおろか年賀状にすら顔文字が書き込まれているのを見て、普段からあまり顔文字を使うことが出来ないぼくは(どういうタイミングでどういう表情のものを使えばいいのだろうか)、こんなに顔文字を使いこなす人がいるのかと驚いたものである。マリコ先生はその適度なきゃぴきゃぴ感がとても良いのです。
トーク終了後に著書へのサイン会が開かれ、ぼくは一緒に行った彼女と並んでサインをお願いしたのだけれど、彼女から先生に本を渡して挨拶したものだから、彼女がファンでぼくは無理くり連れてこられた彼氏だと思われたらしい。けれどすぐにメモしたこちらの氏名を二度見して驚き、隣で別のお客さんと話しているまどか先生の小脇をちょんちょん突っついて知らせようとするマリコ先生。こうして初対面を果たしたのである。
サインに添えられたメッセージにも、やはり顔文字が書き込まれていた。
この日はトーク中に朗読会も開かれた。アメリカの書店ではよく行われる朗読会。お二人がご自分の著作の朗読をするのを聴いて、やはりぼくはもっと朗読会に参加してみたいなと思った。小学生の頃から本の読み聴かせが大好きなのだ。作家先生の朗読会を本の読み聴かせと並べてしまっては失礼かもしれないけれど、朗読を聴いているときの「お楽しみな」感覚は小学生のときのあの感覚に似ていると思う。
↑かなりうろ覚えです。。。