2016年9月24日

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』ノート(2)


 だいぶスローペースでの更新になるけれど、とりあえずメイン・キャラを。マッツ・ミケルセンの役名は「Galen Erso」で、てっきり「ギャレン」かと思われていたが、公式プレスによれば「ゲイリン」だそう(今後表記がブレる可能性もあるけれど)。モン・モスマを加えたのは、彼女がいるだけで途端に旧三部作感とスピンオフ感が増すだけでなく、演じているジュネビーブ・オライリーが、登場シーンは削除されているものの『シスの復讐』(EP3)からの続投だから、特に描いておきたかった。こうして新シリーズがプリクエル三部作の世界観と繋がってくるのは個人的にはうれしいところだ。
 旧三部作からは、最新の予告編においてその後ろ姿だけで多くのファンを興奮させたダース・ヴェイダー(声は旧作同様ジェームズ・アール・ジョーンズ)も登場する上、デス・スターの指揮官となるウィルハフ・ターキンの登場の噂(フルCGによる故ピーター・カッシングの再現?)もある。ただ、オーソン・クレニックの立場と重複する恐れもあるのでそこまで多く登場しないような気もする。
 また、フォレスト・ウィテカー演じるソウ・ゲレラはアニメ・シリーズ『クローン・ウォーズ』にも登場している(フォレスト・ウィテカーとは程遠いヴィジュアルだが)。このキャラクターはスピンオフ作品では大変珍しいことにジョージ・ルーカス本人によって生み出され、チェ・ゲバラをイメージしているとか。今作への登場はそんな特別な誕生背景が影響しているのかもしれない。プリクエルだけでなく、『クローン・ウォーズ』ともリンクするところに、ユニバースの広がりを感じる。
 初めてSWのメイン・キャラクターとなったアジア人として、ドニー・イェンを応援したいところだ。盲目の棒術使いといういかにも東洋的な設定な上、自身にはフォースの素質がないものの、ジェダイとフォースを信仰しているという点は興味深い。ジェダイが登場せず、普通の人々が持てる物だけで戦う今作において、彼らの目にこれまでぼくたちにとって主人公でしかなかったジェダイという存在が、どのように映っているのか。
 こうして描いていて思ったのはヒゲが多いってところ。ちょっとむさい(かっこいいけれど)おじさんたちに囲まれているせいでフェリシティ・ジョーンズがとても際立っちゃうね。