「フランケンウィニー」を観て来ました。
オリジナルの実写短編版を予め見直しておいて本当に良かった。あれを観たことがない人は観ておくことをお勧めします。もともとはディズニー社にいた頃のティム・バートンが低予算で作らせてもらった30分くらいの短編映画ですが、今回はそれをストップモーションアニメで一本の映画にまで膨らませています。大筋はオリジナルと一緒で、ちゃんと忠実にアニメで再現しているシーンも多いのですが、新しいキャラクターも多く登場し世界観が膨らみます。元のオリジナル版も短い時間の中にうまく話がまとまっていて(その上わかりやすい)本当に才能を感じるし、「フランケンシュタインの怪物」「フランケンシュタインの花嫁」のパロディ作品なので、それらの作品に対する愛や思い入れも大変感じます。親友だった愛犬と大好きなホラー映画はまさにティムの子供時代そのものという感じ。
映画を観てからそのすぐそばのビックロで開催されていた展示を観ました。バートンのスケッチや撮影に使われた人形、セット、小道具等メイキング・フェチのぼくが大興奮する内容です。
ティムの無精髭がいつになく汚い。
犬のスパーキーはティムのスケッチからそのまま出て来たかのようなデザイン。人形なのに絵のような仕上がり。
スパーキーのころっとした体型がかわいかった。
本当に犬が好きなんだなあ。