ぼくは食べることが好きです。けれど食べ物の絵があまり上手ではありません。あまりたくさん描いていないせいもあって練習しなきゃいけないのですが、食べ物はただの物ではなく食べる物なので当然美味しそうに見えなくてはいけません。ぼくの描く食べ物はあまり美味しそうに見えないのです。そこはさらに精進するとして、それじゃああまり美味しそうに見えない食べ物にぴったりな場面とはどんなものかと考えたところ、ぼくが日々うんざりしている風景に思い当たりました。ちなみにぼくの話がつまらないのはぼくが一番よく知っています。
けれど皆も不自然だってこと気付いていると思います。でもなかなかどうしてやめられない。”持ち歩けるインターネット”のよろしくないところです。ぼくがスマートフォンに変えない理由のひとつに若干これもあります。自分も同じことするに決まっているからです。目に浮かびます。