「古くて、新しい」や「使い古された未来」というようなコンセプトは「スター・ウォーズ」において重要なものとなっています。決してなにもかもがハイテクでピカピカの未来としての宇宙ではなく、「遠い昔、遥か彼方の銀河系」という、とても未来的な雰囲気を持つ世界であるにも関わらず昔話としての性質を持っているところがこの作品の魅力だと思います。
新作でもその精神は健在で、砂漠に打ち捨てられた数々のオブジェクトはどれもSW的な”汚れ方”をしています。そして、よく目を凝らして写真を観ると、なにか見覚えのある部品が無造作に置かれていたり・・・。
「スタ―・ウォーズ」シリーズを象徴するようなロケーションである惑星タトゥーインの、新たな面が観られるのが楽しみです。