2016年12月31日

日記:12/26 - 30

2016/12/26 月

 クリスマスの翌日が月曜日というのも憂鬱な気がするが勤め人じゃないので関係なし。今年最後の試写に出掛けた。グレタ・ガーウィグ、やっぱりかわいい。
 ポコがクリスマス・プレゼントの片方をさっそく壊した。短いロープの先にペンギンの顔のぬいぐるみがついていて、そことロープの結び目の間にはテニスボールくらいのボールが通っていて遊べるものだったけれど、ボールが食い破られていた。どんな力でもってこんなことができるんだろう。こいつに本気で噛みつかれたらぼくなんてひとたまりもないだろうな。ボールの破片を食べる勢いだったので取り外して捨てた。結局そのおもちゃはペンギンの顔からロープが伸びてるだけのものになった。

2016/12/27 火

 年内の最後の仕事を翌日までに仕上げる必要があるので取り組んでいたが結局28日朝までかかってしまった。来年は日をまたぎながら翌朝まで作業をするということのないようにしっかりやりたい。
 で、夜明け頃あるニュースを受け取ることになる。

2016/12/28 水

 キャリー・フィッシャーが亡くなった。心臓発作で倒れてからの容態の続報がなかったのでもしやとは思っていた。思っていたけれど、やはり悲しく、自分で驚くほど空虚を感じる。『スター・ウォーズ』の次回作以降の心配をしている輩が多くてうんざりするし、例によって「(『ローグ・ワン』のように)CGで再現すればいい」などという体温を感じられない発言(うまいこと言ったとでも思っているのだろうか?)が目につき絶望する。そんなふうにコメントすることがぼくにはできない。インターネットでは、特にSNSではひとの死すらも消費される情報と化してしまう。誰もがこぞって右クリックで保存しただけのレイア姫の画像を貼り付けてなにかしたつもりになっている。我慢ならない。いや、それはそのひとたちなりのやり方かもしれないから、否定するのはやめよう。彼女の死に際して他人をやり玉にあげるのもよくない。重要なのは自分自身がどうしたいかを問うことである。ぼくはぼくなりの方法でこの説明しようのない空虚な気持ちと、故人への想いを表現したいと思っている。

2016/12/29 木

 キャリー・フィッシャーの母、デヴィー・レイノルズが亡くなった。なんということだろう。こんなこともあるのかとショックだった。
 1日経って、キャリーの死のショックが思いの外のしかかってきて、異様なほど気だるかった。昨日仕事納めをしたせいもあって疲れがどっと吹き出して、ほとんど一日中寝ていた。驚くほど眠っていた。目が覚める少し前になるといくつか夢を見たような気がする。別に夢はレイア姫とはなんの関係もない、ただの夢っぽい夢だったけれど、日記に夢の内容を書き始めたらおしまいだとどこかで読んだことがあり、確かになと思ったので、書かないでおく。というかどんなだったか忘れた。
 夕方から仕事を納めた妻と合流して買い物をする予定だったが、ひどく寝過ごしたので大慌てで出かけた。新しいバスマットを二枚、大晦日に弟が泊まりにくるので寝具を一式、お正月用のかわいらしい割り箸、それから年越しに組み立てるプラモデル(K-2SO。買うと少しは元気が出た)など。
 とりあえず年越しまでの間レイア姫の絵を描けるだけ描きたい。仕事が終わったこともあって気だるいのかもしれないが、とにかくなにか描けば気は紛れる。今年は本当にたくさん有名なひとが旅立ったが(SWにおいてはR2-D2役のケニー・ベイカーも亡くなった)、ここまで言い知れぬ喪失感を覚えるとは。ひとの死が情報になってしまうのは寂しいけれど、有名なひとの死なら尚更そうなりやすいものだ。ぼくだって実際自分がよく知らない有名人の訃報を単なる情報として聞き流すことは多い。けれど、そのひとたちひとりひとりの訃報に際して、やはり今のぼくのような気持ちになっているひとは確かにいるはずで、有名であろうと身近なひとであろうと、家族であろうと、それはやはり人の死であり、誰かがこの世界から立ち去ってしまうということなのだなあと実感した。当たり前のことなのだけれどね。
 絵を描こうと思ってもどうもぼうっとして時間が過ぎていく。そう簡単にこの空虚は埋まらないかもしれない。

2016/12/30 金

 仕事がないので休めるはずが、何故かまた朝までレイア姫の絵を描いていた。これはもう今までも仕事だからと寝ずに朝までやっていたわけではなく、ぼくがただそうしたいからそうしていただけだということだ。それがわかったなら、改善するのもそこまで難しくないのかもしれない。
 お雑煮やちょっとしたおせち料理のために妻とともに買い物に。食材と新しく食器も買った。これでもう買い物は全部済んだ。あとは越すだけだけれど、やけに慌ただしくて落ち着いて全然一年を振り返ることができない。今年の成果だけでもまとめてみたいのだけれど、ブログをせっせと書いているうちに年が明けてしまいそうな気がする。
 試験的に11月から始めたこの形式の日記は、わりと1日も欠かさずに記録ができるので(後から思い出しながら書くときに何があったか忘れてしまったような日があるにせよ)来年も続けていきたい。まずは来年1年分記録することを目指そう。