東京タワーで開催中の「藤子・F・不二雄展」に行きました。東京タワーのあちこちに秘密道具を持った等身大ドラえもんスタチューが配置されていて会場に入る前からわくわくです。デビュー作から「オバケのQ太郎」や「ドラえもん」等の代表作、短編作品についてまで展示されていたわけですが、中でも興味深かったのは少年時代にA氏とともに制作した自作冊子。同人誌の一言ではもはや片付けられない、全ページ手描きの大変貴重な本です。自作漫画はもちろん、手塚治虫やウォルト・ディズニー調のキャラクターが登場したり、名作文学の本文を収録して(これがすごく丁寧な筆跡で書き写されている)そこに自分で挿絵をつけたりと、ものすごいボリュームのバラエティーに富んだ内容になっていて、感動しました。F先生の机周りが再現されていたのですが、机の上に「スター・ウォーズ」特集(表紙がダース・ヴェイダー)の古い雑誌もありました。見るものはもちろん思うことが多すぎて頭がパンクしました。そのためか楽しい楽しい展示見学のはずが彼女(これが大変な藤子・F・不二雄フリーク)と口論になりました。東京タワー登りについては別の記事に書きます。