2015年8月31日

チューバッカを恐いと感じたとき


 モフモフで頼れる巨漢のチューバッカだが、とんでもない怪力の持ち主で怒らせるとめちゃくちゃ恐いということを改めて思い知るのは「帝国の逆襲」のクライマックスにさしかかるシーン。旧友としてハン・ソロとその一行を迎えて厚遇したランド・カルリジアンは彼らを裏切ってその身柄をダース・ヴェイダーに渡してしまう。結果としてハンは生きたまま冷凍されて連れ去られてしまうが、ランドはランドでヴェイダーの態度や当初の約束と違う展開に不満を露にして反撃を試みる。もちろんチューバッカとレイア姫はカンカンになって彼を責め立てる。その際チューバッカは手錠を外された途端ランドの首につかみかかり唸りながら絞め上げる。初めてこのシーンを観たのは小学五年生だったが、計り知れないチューバッカの力と恐ろしさを単純に恐いと思った。絞められているランドがまたものすごく苦しそうにするのがそれをより際立たせる。チューイが本気になったら人間の首なんてぺしゃんこにねじれちゃうんだろうなあと想像を巡らせたのをよく覚えてる。
 今でも時折巨大な大型犬が散歩しているのを見かけると、あれがその気になったら人間なんてひとたまりもないんだろうなとうっすらと恐くなることがあるが、このシーンのチューバッカを観たときの気持ちと似ている。