2019/07/30

「SPUR」9月号



 「SPUR」9月号の映画レビュー連載では、ロバート・ゼメキス監督、スティーブ・カレル主演の『マーウェン』を紹介しています。

 集団暴行によって負傷し記憶の一部も失った男性が、G.Iジョーのフィギュアやバービー人形を使って庭に作った架空の世界を作り、そのフィギュア世界の写真が反響を読んだという実話、をもとに作られたお話で、男性をカレルが演じる。現実の実写パートと、主人公の妄想としてのフィギュア世界を描いたCGアニメーションパートの2つの世界によって構成されているのが特徴。フィギュア世界の主役はもちろん主人公をモデルにしたフィギュア(実際のカレルより若くてたくましい)で、彼とともに戦う美女フィギュアは、それぞれ現実パートでの女優たちに対応する。中でもロシア人という設定のグウェンドリン・クリスティーがとてもよく、フィギュアが欲しくなる。実際はG.Iジョーやバービーによって作られたと言われているが、映画の中では全く別の、リアルな作りのアクション・フィギュアとなっている。またG.Iジョーはハズブロ社、バービーはマテル社と、ライバル社の二大フィギュア(それぞれ男児向けと女児向けを代表している)なので、もし映画の関連グッズとしてフィギュアが出るなら、全然関係ない会社が全く別枠のシリーズで出すことになりそう。