いろいろなものを見たり読んだり知ったりしたかもしれないけれど、やっぱりこれが好きだなというのを確認しておくと気持ちがブレなくていい。新しいものを避ける、というわけではなく、全く岸の見えない大海に出たときに唯一頼れる羅針盤みたいな感覚で、子どもの頃から変わらず好きなものを心にとどめておく。というわけで、やっぱりぼくはスター・ウォーズとハリー・ポッターとポケモンだな。この三つだけ大事にしていられれば多分大丈夫。ほかにもたくさんあるけど、興味の持続性がだいたい同じように続くのはこの三つくらい。ポケモンはもう何作もプレイしそびれているし、お前ナニモンだというような新種も膨大な数いて、確かにブランクはあるかもしれないけれど、大人になっても抱ける温度感が子どもの頃と変わらなくて、驚くと同時に安心した。ゲームは新しいハードを買わなきゃ追えないところがあるので、まあキャラクターを愛する形でもいいだろう。言うまでもなくSWも新作やってるし、ハリポタも同じ世界観の『ファンタスティック・ビースト』が展開されている。なかなか卒業させてくれないと思ったりもするが、する必要もないし、ぼくの精神衛生を保たせるために見えない力が働いてくれているのだろうと思うことにしよう。新作やるっていうのはやっぱりいいことだよ。