少し遅くなりましたが、仕事の報告。SPUR 12月号ではセドリック・クラピッシュ監督作『おかえり、ブルゴーニュへ』を紹介しています。フランスのワイン農園の景色が綺麗だがそこで繰り広げられるドラマはとても人間臭く、かなり笑えるところも。
「婦人公論」11/13号のジェーン・スーさん連載挿絵。コンビニのアイス売り場でお小遣いと相談していながら迷ってる子どもに対し、お金と相談する必要はないが胃袋と相談しなければならないの図。ぼくはどちらともあまり相談しないけれど、それでも冷凍庫の前で少し悩んじゃう。
日本経済新聞出版社より刊行、治部れんげさんの「炎上しない企業情報発信 ジェンダーはビジネスの新教養である」でカバーイラストを描きました。たびたび騒がれる企業CMの女性描写はどうしたらいいか、時代に合わせてイメージを変えてきたディズニー・プリンセスなどを参考に紐解く内容。ピクサー作品『メリダとおそろしの森』のメリダもディズニー・プリンセスに数えられるというのは、初めて知りました。というわけでイラストはたくましいプリンセスと、花を愛でる優しいプリンスのイメージ。イラストにそのニュアンスは入れられなかったけど、単純に入れ替えるのではなく、たくましいとともに優しく、花を愛せるというのが理想。
告知しそびれていましたが、ペット保険で知られるアニコム損保の冊子「ぱ・ぴ・ぷ」06、08号にてカットを描いていました。いずれも犬の健康についての内容。06号では吐瀉物やうんちの様子、08号では皮膚に出る症状について。犬が耳かいているときって、あのかゆいところになかなか手(足か)が届かない感じなども手伝ってかなりかゆそうに見える。