2018/09/27

ブログのカスタマイズはほどほどに

 なんとかずっとやりたかった形にブログのテンプレートを調整できた。トップページに並ぶ記事は全文表示から、冒頭部分を抜き出しての一部表示の一覧となった。少しは見やすくなったと思う。全文表示も古典的でよかったけれど、たとえば長文記事が連続したりするとそれより少し前にアップした仕事の報告とかが埋もれる。ちょっとした創作なんかをやった日にはそれをスクロールしていかないといけなくなる。仕事について書くときは写真が少し多くなるので、それがずらずら並んでるところも見づらかったので嫌だった。こうして一部表示の記事一覧となれば、そのあたりは全然気にしないでやっていける。サムネイル画像とテキストが横に並んで配置されたらもっといいのかもしれないが、ここまでやるのにだいぶ苦労したし、これ以上コードをいじりたくないのでこのあたりでもういいだろう。疲れた。

 bloggerはこの国では全然流行ってないらしく、カスタマイズ例を紹介してくれる有志の数も少ない。しかし、記事の一部表示一覧は利用者みんなが考えることらしく、見た限り有志ならなにかしら方法を書いていた。ただ、それぞれちょっとずつぼくが欲しいものとズレていたり、ちょうどよさそうでも参考にした結果あまりうまく動作しなかったりして、困った。もう少し知識があれば自由度も上がるのだが、専門でないものはひとが作ってくれているものや有り物を使うのが一番いい。必要以上に負担を抱えずに済む。基本的に技術的なものは人任せである。

 結局いちばんイメージに近いことをやっているひとを参考に、そこに自分なりの調整を加えてこの形になった。たぶんいろんなブログで見たやり方をごちゃ混ぜに打ち込んでしまっているので、互いに干渉して動作していない部分も多いと思う。自力で全部書くのは難しいだろうけれど、せめてひとが書いていることや、仕組みが完全に理解できれば、一貫性のある記述ができるんだけどなあ。こういうことを一旦始めると他のことそっちのけでいつまでもやってしまうから辛い。別に急ぐことでもなんでもないのに、どうも自分のウェブサイトが自分にとって不完全な状態、調子悪い状態でネットの海に浮かんだままになっていると思うと落ち着かず、気が済まなくなるらしい。中学生で初めてホームページ的なものを作り始めたときもそうだった。ブログを初めて書いたのもその頃だけど、あれもだいぶテンプレートいじりで悩んだ。今よりももっと知識がなかったから、かなり原始的なことで悩んでいたように思う。それをほっといたまま学校行くのが嫌でしょうがなかったな。それがなくとも学校行くのは嫌でしょうがなかったが。

 そんな感じだったのにウェブ設計の方に進むほど興味は持たなかった。あくまで趣味の域にとどまった。ていうか、そもそもネットで絵を発表するための媒体を作りたかったわけだから、ウェブ作りそのものが目的になることはないわけだ。コンピューターのことはそれほど得意じゃないし。ホームページ作りも、打ち込んだものがなかなかうまく反映されず苛々することのほうが多い。その分うまくいったときは楽しいけれど。

 しかし、こうしてかなり時間を使って、苛々しながら打ち込んでは消しを繰り返しながらも、それでもまだ完璧ではなく、まあ許せるくらいのものしか作れないということに、少し落ち込む。仕事にしていることでもないのだからまあいいじゃないかと思う自分もいるが、同時に、もっとできれば思ったようなサイトがいくらでも作れるのに。完璧な形で文章や絵を載せられるのに、と言う自分もいる。

 中学のときはどうやって納得させたかというと、とりあえず自分は絵でも文章でも、とにかく数作ることに専念しようと考えた。ガワのことはとりあえず考えなくていい。そこにも作品的な性質はあるが、いちばん重要なのはそこに載せる絵だ。最低限のものになっていればそこまで凝ったものをデザインにする必要はないし、そもそも掲載する絵以外に絵みたいな部分がベースにあったら見づらいだろう。まっさらなところに絵と文字が並んでいれば十分である。

 大人になった今、中学生のときよりは体裁や見た目を気にしたほうがいいような気がするのだが、でもやっぱり凝ったことはできないので適当なところで諦めてしまったほうが楽だろう。重要なのは絵。あと文章。とにかく数作っていく。モバイル閲覧時の体裁も本当に面倒くさくて本来の目的を見失いそうなので、もう気にしたくない。モバイルはモバイル向けのテンプレートに切り替えているので、細かい部分調整できないし味気ないけど、簡易版ということで。とにかく早く中身に集中したい。