2018/09/25

やはりブログを書きたい

 またひとのブログを見て、やはりブログを書かなければならんという気分に。忙しいことを理由に放置しがちで、更新と言えば仕事の記録ばかりだが、もっと感覚的に、好きなことを書き散らしたい。ツイッターでばらばらと書いているだけではもったいないし、いまひとつ欲求が満たされない。長文をだーっと書きたいという欲求があるんだろうな。連続ツイートしてもそれは満たされない。ブログには「いいね」は付かないが、直接の反応が見られなくてもいい。むしろ誰も読んでないだろう、という気分で書くことができるから気が楽だ。それでいながらもしかしたら読んでるひとがいるかもしれない、という微妙にひとの目が意識できるところがちょうどいい。誰も見ないノートに思いつきや愚痴、思考の地図みたいなものを延々書くこともあるけれど、無制限すぎてページが茫漠と広がっている感じで結構途方に暮れることもある。全くひとに見せないというのも逆に不満が残るのだ。というわけでブログが最高。もはや以前のように日記の書き方とか、趣味と仕事のバランスとか、そんなことは気にならない。余計なルールなしに、一度好きなように書いてみたい。そういう意欲を刺激してくれるブログがあったわけ。ひとのブログを読んでそういう気持ちになれるのはいいことだ。読みたいという気持ちも書きたいという気持ちも満たされる。
 
 好きなようにしばらく書くことで見えるものもあるかもしれないし、そんな下手な目的みたいなものは持たないほうがいいのかもしれない。いずれにせよ文章を書きたい、創作がしたいという欲求が奥底にあって、ブログを書くのがいちばん手っ取り早い。大長編小説を書こう、などと変に構えて書き物机の前に正座して(もちろん和服である)原稿用紙に万年筆を走らせる、あるいは山奥のオフシーズンのホテルに家族とともに住んでタイプライターに向き合うなどという様式的なことはしないでいい。ブログに思いついたことを書いてしまえばいいのだ。イラストレーターのブログらしくしなければ、アカウントらしくしなければなどもはや考えなくていい。文章を書くことも絵を描くことも分けなくていい。実際合体している仕事もある。いや、仕事がどうだろうと関係ない。やりたいと思ったのなら全て等しくぼくのやりたいことだ。絵も文章もセットだし、もしかしたらレゴ・ブロックでホグワーツ城を建造することも同じことなのかもしれない。思ったことを書く、なんかのお話を書く、絵を載せる、スター・ウォーズの話をする、仕事の紹介をする。それがこのブログだ。オーケー。