2018/12/28

営業報告


 今年最後の営業報告です。いつのまにかひと月ごとにまとめて書くようになってるけど、来年からもそんな感じでいいかも。
  「TRANSIT」第42号の韓国・北朝鮮特集、「History of the Koreans」のページにカットを書いています。どういった経緯で今の状態に至るのかをフラットに紐解く内容で、各時代ごとにイメージが挿入されています。
 



 いろいろと難しいところもあるけれど、少し和らげるような絵になったかなと思います。TRANSITは前号もカットを担当しましたが、その厚みに驚きます。読むところが多い雑誌は好きです。今号は付録のハンドブックなども興味深いです。




 「SPUR」2019年2月号の映画レビュー連載では、『バスキア、10代最後のとき』を紹介しています。ジャン=ミッチェル・バスキアと同棲していた女性を中心に同時代人たちのインタビューで構成されるドキュメンタリー。とにかくどんどん表現を変えて、いろいろな意味で一箇所に留まらないひとだったんだなあ、ということがわかります。バスキアと面識もある監督サラ・ドライバーはジム・ジャームッシュのパートナー。ふたりでデートしてるときにふらりと目の前にバスキアが現れたときのエピソードがかわいらしい。
 やり方は絞らないほうがいいんだなと思いました。というわけで今年の仕事はこれくらいにして閉店。また来年。